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日本を創った12人 (PHP文庫)。

日本を創った12人 (PHP文庫)人の性質や意識、企業文化・社会構造など包括的に息衝く
 外国人に囲まれる生活では日本人ということについて考えさせられる機会が増えます。そしてそういう外圧による自身の日本人考は、次第に日本人の美徳やアイデンティティそのものへの探求へと発展。本書もその一助になります。12人は:聖徳太子、光源氏、源頼朝、織田信長、石田三成、徳川家康、石田梅岩、大久保利通、渋沢栄一、マッカーサー、池田勇人、松下幸之助。思考方式や生活レベルでの自身の性格への溶け込みということでは、聖徳太子の習合思想(諸宗教を同時受容するという文化については、社会事象としては同意、個人的には線引き)、石田梅岩(ばいがん)の「石門(せきもん)心学」による倹約と勤勉(さらには細部主義、ちゃんとイズム)の影響を実感します。これらの性質から来る異なる意見の調整、責任感を伴った業務履行は、通常日本人に学ぶ、という姿勢を途上国の人々に感化しているようで
す。その影響から自己を分離し見極めるという途上にあるのが私にとってのマッカーサー。戦後出発政策の立案中枢を指揮して日本伝統の精神性を否定、堺屋氏が常用するパラメータ“倫理観と美意識”における「効率・平等・安全」を正義に掲げ、物質的豊かさ・生活の安定の礼賛に向かう制度・社会文化づくりを敷いた影響力は、今日に至って測り知れません。権力構造・企業文化・経済発展の観点から、石田三成にその原像をみる中堅官僚や中堅社員の熱意とネットワークで動く「日本型プロジェクト」、大久保利通にみる官僚主導の源流、渋沢栄一による資本の合本主義と財界づくり、池田勇人の所得倍増計画と経...


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環境問題はなぜウソがまかり通るのか2 (Yosensha Paperbacks) 。

環境問題はなぜウソがまかり通るのか2 (Yosensha Paperbacks)エコ利権に切り込んで波紋を呼んだ本
環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks)で環境問題に纏わるウソや捏造を明らかにして、世論を良い意味でひっかき回した著者の2作目。エコ利権の問題を正面から取り上げた。

何故世界一のエネルギー効率を持つ日本が、環境を破壊しまくり、二酸化炭素をまき散らす国にお金を払わなければならないのか。

1990年を基準とすると言う京都議定書の罠に自ら引っかかった官僚の頭の良さには恐れ入る。

東欧をまとめてEUとして換算するヨーロッパは簡単に目標達成できる。最も効率が良い日本は、排出権を買い入れることになり、新興国はウハウハだろう。官僚も、環境庁が省に昇格し、エコ関係の天下り団体が出来て良かったんじゃないか。

鳩山首相も就任直後に無理な国際公約してくるし、、。

嫌になってくるねえ。




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「新」メディア進化論―インターネットに押されるテレビ。

「新」メディア進化論―インターネットに押されるテレビ放送局の寄生虫とは、言いすぎか!
この人は、ずいぶんと民放とNHKに仕事をもらって食べてんだろうなと思わせる記述で一杯。ずいぶんえらそうなスタイルで書いているが、単なる放送局擁護の主張がつぎつぎ出てきて、気持ち悪くなる。

通信事業者やメーカー、政府への批判は容赦ないのに、通信事業者やメーカー、政府は放送局を理解しようとしないなど、子供のように甘えた主張をしていて恥ずかしい。



放送局の言い分や心情を理解するためなら読んでもいいが、正しい解を探そうとするのであれば、読む必要なし。



やたら著作権を主張するフロー図のページが出てくるが、そんなことより、何度も同じことを繰り返す冗長な文章を整理して本にすべき。本にする以上、推敲位してほしかった。




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海外旅行のパスポート タイ語編。

海外旅行のパスポート タイ語編本当のタイと触れたいあなたへ。
本当のタイに触れたと感じるときはやはり自分のしゃべるタイ語が現地の人に通じた時である。 著者はやさしくタイ語に入っていけるように配慮している。ただし,タイ語は発音が何と言っても重要で、この本でどこまで本格的なタイ語の発音が身につくかはわからないが、この?パスポート」一冊を持ってとにかくタイの人のやさしさに触れて見よう。




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少子社会日本―もうひとつの格差のゆくえ (岩波新書)$ B!#

少子社会日本―もうひとつの格差のゆくえ (岩波新書)小子化も大事だが、子供のいない大人の問題も
小子化も大事だが、子供のいない大人の問題も取り上げて欲しい。

子供のいない大人が、社内の中で、次世代に残すものは何か。

地域教育、社会教育などで、活躍してもらうことが、

小子化の問題の解決の糸口にならないだろうか。



「ゆくえ」というのだから、子供のいない大人の問題を第一に取り上げて欲しい。




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